スノーボードの有名選手といえば、2014年ソチオリンピック・2018年平昌オリンピック2大会連続銀メダリストである平野歩夢選手ではないでしょうか。でも活躍が期待されるのは彼だけではありません。今回は次世代を担うスノーボード選手の有望株をご紹介します。
「burton kilroy」とは、スノーボード業界最大手メーカーであるBURTONが、世界中の今後が期待されるヤングライダーを集めて構成したクルーの名前です。 このクルーに日本人唯一選出されたのが大塚健選手。 2018年11月現在、burton kilroyのサイトでは大塚選手を含めた8名が紹介されています。
そんな大塚選手は神奈川県厚木市出身の17歳。 7歳からスノーボードを始めたのですが、きっかけは意外な内容でした。 大塚選手はスキーをやっていたおじいちゃんのいうことを全く聞かず、おじいちゃんは兄だけを連れてスキーに出かけ、弟の大塚選手は置いていかれてしまったそう。それをかわいそうに思ったお父さんがスノーボードに連れて行ってくれたことで、大塚選手はスノーボードに出会ったのです。 おじいちゃんには気の毒ですが、今となっては言うことを聞かない子供でよかったとすら思えますね。
15歳の時には、すでにBSトリプルコーク1440やCABトリプルアンダーリップ1620を操っていた大塚選手。日本のビッグエア&スロープスタイルの競技者としてずば抜けた能力を持っている角野友基に続く選手として当時から期待され、スロープスタイルの神童と呼ばれています。
2018年3月。着実に力をつけた大塚選手は、BURTON US OPENでバックサイド・トリプルコーク1440をストンプするなどの活躍を見せ、セミファイナル5位、ファイナルでは8位と事実上の世界一決定戦で確かな結果を残します。 彼のパワフルなジャンプ&レールトリックやパーフェクトなトリプルコークは、世界中のトップライダーからも注目されるようになったのです。
そしてついに同年5月、ノルウェーのオスロで開催されたX Games Norwayビッグエア種目で金メダルを獲得!大塚選手は一躍、世界中へとその名を轟かせ、このニュースは彼をシーンの中心へと押し上げました。
大塚選手自身が目標としていた平昌オリンピックには残念ながら出場できませんでしたが、2022年の北京オリンピックでは活躍が期待できそうですね!
続いてご紹介するのは、人気テレビ番組ミライモンスターにも出演した長澤颯飛選手。東京都出身の16歳です。
長澤選手は4歳でスノーボードを始め、8歳の時から「スノーヴァ溝口R-246」という室内ゲレンデに通い、本格的にスノーボードを始めます。
実は長澤選手には弟と妹がいて、妹もスノーボード選手。しかも第1回大会では長澤選手が優勝した、男女混合大会第2回だいくらテクニカルチャンピオンシップのジュニアの部に出場し、最年少で優勝しているというから驚きです!
8歳で本格的にスノーボードを始めた長澤選手は、9歳の時に「JSBA 2級」を取得し、10歳の時に「JSBA 1級」を取得。 ちょうどその頃スロープスタイル/ビッグエアがオリンピック種目になったことで、この競技に専念。オリンピックでのメダル獲得を目標にするようになりました。
その後も着実に実力をつけ、11歳でJSBA SSユーストライアウトでユース特別認定を取得、若干12歳でムラサキスポーツ聖蹟桜ケ丘店のライダー候補となっています。
一つの転機となったのが2014-2015シーズンのAir Mix。Air Mixといえば国内最高峰の大会であり、多くのプロライダーが出場します。その大会で大塚選手は、なんと史上最年少でセミファイナル進出を果たしたのです! そしてこの実績が評価され、これまた史上最年少でプロ昇格を果たしました。 まさにミライモンスターの可能生を秘めている…と感じますね。
しかしここまで順調だった大塚選手のスノーボード人生に暗雲が立ち込めます。 2016年1月に左手首を骨折、その僅か数ヶ月後の3月末には右大腿骨骨幹骨折という大怪我を負い、全治1年との辛い診断が下されたのです。 この大怪我は、まだたった14歳の大塚選手にとっても、大塚選手の母親にとっても大きな試練となってしまいます。
このままスノーボード自体を諦めてしまっても仕方ないと思うほどの大怪我ですが、大塚選手は諦めませんでした。 その証拠に2017年¬-2018年シーズンには見事復活。 全日本スキー選手権大会に出場し決勝まで残り、9位という成績を残しています。
全治1年という大怪我からここまで取り戻した大塚選手であれば、これからさらに回転数を上げて世界大会で活躍する日も近いのではないでしょうか。 そして2022年の北京オリンピックで、大塚健選手などとメダル争いをしてくれることが期待されます!
スノーボード競技では、次々に若手選手が現れ活躍をしてきています。 また男子だけではなく、女子も活躍。大塚健選手が優勝を果たしたX Games Norwayビッグエア種目に初出場となった13歳の村瀬心椛選手は、日本人女子として同大会初優勝を飾っています。 これからも若手選手から目が離せません!
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