こんにちは!SPOTAKA編集部です! 今回も前回の続きで、SPOTAKA草野球担当者に関西の草野球事情についてインタビューしてきましたので、その内容を記事にしました!
編集部:前回までは、お二人の野球経歴やSPOTAKAの入社理由などについて伺いましたが、今回からはタイトル通り、草野球業界についていろいろインタビューしていきたいと思います! それでは、お二人の所属しているチームやリーグについて教えて下さい。
大川:ようやくですね。 僕は大阪と京都にそれぞれ1チームの計2チームに所属しています。 京都の方は私設リーグに入ってます。 あと、助っ人で他のチームの試合に出ることもあります。
編集部:私設リーグって何ですか?
大川:草野球のリーグには主に、市や区が主催している公的なリーグとチームが自主的に集まって運営する私設リーグがあり、京都のチームは6チームが集まって、リーグ戦を行っています。
編集部:リーグってどれくらいの期間やるんですか?
大川:だいたい3月〜11月くらいですかね。11月に優勝チームが決まって、優勝チームには賞金もあります。 12月から2月くらいまでは練習して、また3月からリーグが始まるといった流れです。 僕らのリーグは、第2、第4土曜が試合日になります。
編集部:期間はほとんどプロ野球のペナントレースと同じなんですね。 あと賞金も出るとか、本格的ですね! 竹内さんはどうですか?
竹内:僕の所属しているリーグは「道頓堀リーグ」といって、かなり歴史の長いリーグになります。僕が所属しているチームは、いろいろな企業から参加者が集まった複合チームになりますが、リーグには、大企業の草野球チームも単独で参加されています。 格式高いリーグなので、ルールやシステムは他の施設リーグよりもしっかりしていると思います。
編集部:どういったところがしっかりしてるんですか?
竹内:例えば、一週間前に選手登録票を出して、当日はその選手しか参加できなかったり、試合は外部の審判を呼んだりとか、ですね。 もちろん試合のデータもシステムで管理しています。 なので、所属選手のみなさんもプロ意識が高くなっていき、ルール遵守も絶対になります。
編集部:なるほどですね。 お二人もかなり意識が高い方だと思うのですが、日頃練習はされているんですか?
竹内:仕事があるんでなかなか出来ていないですが、たまにキャッチボールするくらいですね。嫁ブロックもあるので、今はなかなか練習できていないです笑
また、草野球の試合って土日のイメージがありますが、僕だけでなくリーグの人たちも土日は仕事している人が多いので、試合は毎週水曜にしているんです。 ただ僕は水曜も仕事なので、朝7時から試合して、そこから出勤してます。
大川:僕は家の屋上にバッティング練習用のネットがあるので、結構練習していますよ。 子供にトスアップしてもらえたら理想なんですが、まだまだ小さいので、今はティーで練習しています。
編集部:さすがです!(大川さんは嫁ブロックとか関係なさそう笑)
大川の自宅の屋上
編集部:市が運営するリーグと私設リーグの他に、大会はないんですか?
竹内:あとは、カップですね。私設リーグには基本的にランクはないのですが、市が運営するリーグには、A,B,Cのランクがあり、市もしくは区で一番のチームを決めます。 この市のリーグから次のステージは基本的にないので、一番は決まったら終わりです。
ただ、カップは全国を対象としたトーナメント方式なので、全国で一番のチームを決める大会になります。 有名なところでいうと、ストロングカップとかプライドジャパンとかがあります。 都道府県毎に予選を行い、勝ち進むと、エリア大会、全国大会へと進みます。 決勝は、プロ野球で使用する有名な球場で行われますし、外から見てるとプロと同じように見えるほどレベルが高い試合になります。
編集部:全国大会、いいですね! 竹内さん、大川さんが今注目しているチームってどこかありますか?
二人:rush、ですね!
編集部:お二人とも同じチームですか! どういったチームなんですか?
竹内:勝つための戦法を徹底的にやるチームです。 1番から9番までのそれぞれの役割を選手が徹底し、確実に試合に勝つための戦略を知っているチームです。 前評判では劣勢でも、終わってみれば激戦を制し、番狂わせを何度も起こしてきたチームなので、見ている側も飽きないチームです。去年は、大きな大会を2度も優勝し、関西では間違いなくNo1の草野球チームだと思います! DOSHISHAや大阪信用金庫のような企業チームと対戦しても、良い勝負になるのではないか、と個人的に思ってます。
編集部:草野球チームが企業チームと試合するみたいなイベントがあったら、草野球界は更に盛り上がりそうですね!
rushHPより
編集部:今後は草野球業界にどのように関わっていきたいと思っていますか?
竹内:そうですね。 最近は人気野球ユーチューバーが出てきて、野球界がすごく盛り上がり、草野球人口は増えてきています。そしてそういった取り組みは、僕達でもできるのではないかと思っています。 僕が行っている京セラドームイベントやSNSの発信はそういった思いから出てきたアイデアで、今後もどんどん新しい取り組みにチャレンジしたいですね。
大川:草野球界でいうと、私設リーグも結構あるし、草野球チームの中には、どのリーグにも属していないチームも結構いるんですよ。それってちょっともったいないなと思っていて、そういった「草野球」という共通の価値観を持った人がバラバラに活動するより、もっと大きなコミュニティを作って、その中で色々な交流があっても良いかなと思います。
あと、野球界全体では、もっと多様な価値観が広がっても良いと思います。 今は、甲子園、プロ野球至上主義な感じがしますが、初めから六大学を目指す少年がいても良いと思いますし、野球に携わる人間それぞれに、いろいろな選択肢が広がってほしいなと思っています。そういった流れになれば、草野球界ももっと盛り上がるのではないかと思っています。
編集部:なるほど。最近では、就職のために野球をしている人間もいますし、野球人口のさらなる拡大には、いろいろな選択肢は必要かもしれませんね。
大川;そうですね。 やっぱり高校野球よりも大学野球、大学野球よりも社会人野球、独立リーグの方がレベルは高いので、高校野球への注目がなぜもっと他のリーグへと伝染しないのかとも疑問に感じています。
竹内:お金の問題もありますからね。独立リーグがイマイチ盛り上がっていないのも、スポンサーの少なさによる露出の差もありますしね。
大川;もちろんそうなんですが、お金でしか解決できない問題なのかどうかはまだ判断が早いかと思います。今では、野球ユーチューバーが出てきたり、個人が注目を持つ時代なので。
また、草野球全体では、私設リーグもかなり増えてきているし、プレーのレベルも年々高くなってきているので、あとは、そのパワーをどのように人気に繋げるのかは、まだ考えられる余地はあると思います。 そしてその役割の一端は、僕達小売店も担っていると思いますので、どんどん施策は打っていきたいですね。
ほとんど2人で話してます
編集部:それでは、最後にSPOTAKAの野球部門の今後目指していく姿について教えて下さい。
竹内:そうですね。野球に興味を持っている人がもっとフラっと立ち寄れる場所にしたいな、と考えています。 今はネットで購入できる時代なので、「それでもお客様がSPOTAKAに来る」という意味をもっと追求していきたいと思います。
また、どこのスポーツ店に置いてある商品を中心に扱うのではなく、SPOTAKAならではの商品を増やしていきたいとも思っています。 例えばですが、「バットは少ないが、バットに付けるグリップテープが全国一多かったり」「グローブを磨くワックスが他の店では色々なメーカーがあるが、SPOTAKAは5種類しかなかったり」とか、一つ一つの商品に僕らの考えを浸透させていきたいと思っています。
大川:そうですね。竹内くんが今言った「SPOTAKA STYLE」のようなものはもっと追求していきたいですね。 あと、野球イベントはどんどん開催していきたいですね。例えば、「メジャーリーグに詳しい人は大川にかかってこい!」みたいな笑 まぁそれは、メジャーリーグ談義がしたいという僕の個人的な願望なんですが笑
あと、次回はお客様も交えて、座談会みたいなものをしましょうよ! それを記事にしてよ!
編集部:それは、いいですね!(無茶振りです笑) では、最後に恒例の店舗前の写真を撮らせて下さい!
「野球経験者は後ろポケットに手を入れたがる」という大川の個人的な野球あるあるを話してましたが、竹内は全く納得してませんでした。
良い笑顔ですね!
編集部;お疲れ様でした!!記事を楽しみにしておいて下さい!
二人:ちょっと待っといて。
編集部:はい、えっ?
突然歩き出す2人
竹内:キャッチボールしてるとこ撮ってよ。
編集部:うん?
仕事中ですよ
インタビューは以上になります。 SPOTAKA野球部門は、今後この2人に掛かっていると言っても過言ではありません! 次回は、お客様を交えた座談会の内容を記事化という話がありましたが、 今のところ予定はございません。(大川さんごめんなさい笑)
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